ローソク足
ローソク足とは形状がローソクに似ていることからローソク足と呼ばれ、特定の期間内の値動きを表したものです。(例えば1分や5分など)
ローソク足は陽線・陰線というものがあり、陽線は価格が上がっている時(買い)に発生するローソク足、陰線はその逆で下がっている時(売り)に発生するローソク足を指しています。バイナリーオプションは価格が上がるか下がるかを予想するので、チャートを使って分析する際はこの陽線や陰線を予想することとなります。
ローソク足のみかた
先ほどローソク足には陽線と陰線が存在するという話をしましたが、それぞれの名称や役割などを説明していきたいと思います。ローソク足には、実体・安値・高値・始値・終値・ヒゲという名称があります。
安値・・・ローソク足の中で一番低い価格。
高値・・・ローソク足の中で一番高い価格。
始値・・・ローソク足のスタート地点。
終値・・・ローソク足のゴール地点。
上ヒゲ・・どれだけ価格が上がっていたかを表す。
下ヒゲ・・どれだけ価格が下がっていたかを表す。
陽線の場合は実体部分の底になるところを始値(ハジメネ)と読み、実体部分の天井になるところを終値(オワリネ)と読みます。また、その実体の上下に突き出ている棒のようなものはヒゲといい、上の方に突き出ているのは上ヒゲ(ウワヒゲ)と読み、その先端部分は高値(タカネ)を示しています。下に突き出ているのは下ヒゲ(シタヒゲ)と読み、その先端部分は安値(ヤスネ)を示しています。
陰線の場合は、陽線と名称や役割の違いはありませんが動きがそもそも反対なので、ローソク足の形成のされ方が変わります。陰線の場合は実体の天井になるところが始値となり底になるところが終値となりますがそれ以外は陽線とは変わりません。
ローソク足の時間
ローソク足は1本のローソク足で特定の期間を表していますが、このローソク足の期間は自由に選択することができます。ローソク足には色々な期間の種類があり、1分・5分・15分・30分・1時間等の短い時間から1日・1週間・1か月と長いものまであり、読み方は1分足(イップンアシ)・5分足(ゴフンアシ)と読み、1日を日足(ヒアシ)、1週間を週足(シュウアシ)と読みます。
例えば1分足の場合、1本のローソク足で1分を表すことになります。5分足の場合は1本のローソク足で5分を表すことになります。
僕は普段、この1分足を使ってトレードをしています。また、大きな流れを確認したい場合は5分足に切り替えてチャートを見ます。